QWER

QWERとは?メンバーや代表曲、日本デビューまでの経歴を紹介

シェア:ポストLINE

3行まとめ

  • QWERは、YouTube企画から誕生した韓国の4人組ガールズバンドです。
  • 2023年10月18日に『Harmony from Discord』で韓国デビューし、2026年7月8日に「SHOW DOWN」で日本デビューしました。
  • 初めて聴くなら、代表曲「Discord」「T.B.H」と、日本オリジナル曲「SHOW DOWN」がおすすめです。

QWERとは

QWERは、チョダン、マゼンタ、ヒナ、シヨンの4人からなる韓国のガールズバンドです。

ドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカルによるバンド編成を軸に、本格的な演奏とアイドルのような親しみやすさを両立しています。メンバーそれぞれの個性や成長過程も含めてファンに届けていることが、QWERならではの魅力です。

結成の出発点は、一般的なオーディション番組や大手芸能事務所の練習生制度ではありません。

YouTuberのキム・ゲランが中心となったYouTube企画から、もともと異なる分野で活動していた4人が集まりました。楽器経験や活動歴の異なるメンバーが、一つのバンドとして成長していく過程そのものが、QWERの物語となっています。

所属事務所はTAMAGO PRODUCTIONです。企画やマネジメントには3Y Corporationが関わり、デジタルコンテンツを起点に活動を広げてきました。

日本では、ワーナーミュージック・ジャパンからデビュー。日本公式サイトも開設され、2026年7月8日に初の日本オリジナル楽曲「SHOW DOWN」を配信リリースしました。

QWERの基本情報

  • 正式表記:QWER
  • 韓国語表記:큐더블유이알
  • 読み方:キューダブリューイーアール
  • 所属:TAMAGO PRODUCTION
  • 韓国デビュー:2023年10月18日
  • 韓国デビュー作品:『Harmony from Discord』
  • 日本デビュー:2026年7月8日
  • 日本デビュー作品:「SHOW DOWN」
  • 公式ファンダム名:BAWIGE(바위게)

グループ名の由来・読み方

QWERの読み方は「キューダブリューイーアール」です。韓国語では「큐더블유이알」と表記されます。

グループ名は、パソコンのキーボードで使われる「QWERTY配列」と、オンラインゲームでスキルキーとして使用されることが多い「Q・W・E・R」の並びをモチーフにしています。

ゲームでは、複数のキーを状況に応じて組み合わせることで、さまざまなスキルや戦略が生まれます。同じように、異なる個性と役割を持つ4人が集まり、多彩な音楽を作り上げていくという意味が込められています。

メンバーには、それぞれ次のアルファベットが割り当てられています。

  • Q:チョダン
  • W:マゼンタ
  • E:ヒナ
  • R:シヨン

一人ひとりの経歴や得意分野は異なりますが、4人がそろったときに一つのバンドとしての輪郭が生まれる。その成り立ちを象徴するようなグループ名です。

QWERの主な経歴

2023年

  • 10月:1stシングル『Harmony from Discord』をリリース。タイトル曲「Discord」で正式デビュー。

2024年

  • 2月:東京・有明アリーナで開催された「Kstyle PARTY」にオープニングアクトとして出演。
  • 4月:1stミニアルバム『MANITO』をリリース。タイトル曲「T.B.H」が大ヒット。
  • 9月:2ndミニアルバム『Algorithm’s Blossom』をリリース。JEON SOYEONが制作に参加したタイトル曲「My Name Is Malguem」が注目を集める。

2025年

  • 1月:初のファンコンサート「1, 2, QWER!」を開催。
  • 4月:YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に出演し、「T.B.H」を披露。
  • 5月:「KCON JAPAN 2025」に出演。
  • 6月:3rdミニアルバム『In a million noises, I’ll be your harmony』をリリース。タイトル曲「Dear」を発表。
  • 10月:初のワールドツアー「ROCKATION」が本格的にスタート。

2026年

  • 2月:福岡、大阪、東京を巡る初の日本ツアーを開催。
  • 4月:4thミニアルバム『CEREMONY』をリリース。
  • 7月:日本デビュー・デジタルシングル「SHOW DOWN」をリリース。同曲がフジテレビ系アニメ『盗掘王』のオープニングテーマに決定。
  • 7月:2nd TOUR「ROCKATION : ROCKET LAUNCH!!」の開催を発表。

QWERのメンバー紹介

チョダン

  • 名前:チョダン
  • 韓国語表記:쵸단
  • 英語表記:Chodan
  • ポジション:ドラム/サブボーカル
  • 担当アルファベット:Q
  • 結成前の活動:ストリーマー/クリエイター
  • 楽曲制作:「Discord」の作曲に参加

チョダンは、QWERのリーダーとしてドラムとサブボーカルを担当しています。QWER結成をきっかけに楽器を始めたのではなく、10歳ごろからドラムを続け、大学でも実用音楽を学んでドラムを専攻した経験者です。

結成前はストリーマーやクリエイターとして活動していましたが、配信活動のかたわらドラム演奏も披露していました。QWERのプロジェクトも、キム・ゲランがチョダンに本格的な音楽活動を提案したことから動き始めています。

長年培ってきた演奏経験を生かした力強いドラムは、QWERのバンドサウンドを支える大きな柱です。ほかのメンバーが楽器と向き合いながら成長していくなかで、チョダンは演奏面でもチームを引っ張る役割を担ってきました。

デビュー曲「Discord」では作曲にも参加しています。演奏するだけでなく楽曲制作にも踏み込み、企画から生まれたQWERを本格的なバンドへと導いてきた中心人物です。

マゼンタ

  • 名前:マゼンタ
  • 韓国語表記:마젠타
  • 英語表記:Magenta
  • ポジション:ベース
  • 担当アルファベット:W
  • 結成前の活動:ストリーマー/クリエイター

マゼンタは、QWERのベースを担当しています。

QWERの楽曲では、キャッチーなメロディや疾走感のあるギターが印象に残りやすい一方、その土台を支えているのがマゼンタのベースです。低音で楽曲の重心を整え、サウンド全体に安定感を与えています。

結成前はチョダンと同じく、ストリーマーやクリエイターとして活動していました。異なる分野から集まったQWERのメンバーの中で、バンドの“地面”を作るような役割を担っています。

ポップで軽やかなQWERの楽曲が、ライブでも説得力のあるバンドサウンドとして成立している背景には、マゼンタの安定した低音があります。

ヒナ

  • 名前:ヒナ
  • 韓国語表記:히나
  • 英語表記:Hina
  • ポジション:ギター/キーボード
  • 担当アルファベット:E
  • 結成前の活動:クリエイター/コスプレイヤー

ヒナは、ギターとキーボードを担当しています。

二つの楽器を使い分けながら、楽曲ごとの雰囲気や色を大きく変える役割を担うメンバーです。軽やかなギターフレーズや印象的なリフ、楽曲に広がりを与えるキーボードなど、QWERのポップで鮮やかなサウンドを作り出しています。

QWER結成前は、「ニャンニョンニョンニャン(냥뇽녕냥)」の活動名で、TikTokを中心にクリエイターやコスプレイヤーとして活動していました。QWERのデビューにあわせて活動名を「ヒナ」に変更し、ギタリスト兼キーボーディストとして新たなキャリアをスタートさせています。

もともとデジタルコンテンツの世界で培ってきた表現力に加え、QWERでは演奏面でも成長を重ねてきました。完成された姿だけでなく、バンドメンバーとして変化していく過程を見せてきたことも、ヒナの大きな魅力です。

シヨン

  • 名前:シヨン
  • 韓国語表記:시연
  • 英語表記:Siyeon
  • ポジション:メインボーカル/ギター
  • 担当アルファベット:R
  • 結成前の活動:NMB48
  • 楽曲制作:「Discord」の作曲に参加

シヨンは、QWERのメインボーカルとギターを担当しています。

力強さと透明感を兼ね備えた歌声で、QWERの楽曲に込められた感情や物語をリスナーに届ける中心的な存在です。ギターも担当しているため、歌だけでなくバンド全体のサウンドにも深く関わっています。

QWERへの加入前は、日本のアイドルグループNMB48のメンバーとして活動していました。その経歴から、日本のリスナーにとってはQWERを知るきっかけになりやすいメンバーでもあります。

一方で、現在のシヨンの魅力は「元アイドル」という肩書だけでは語れません。デビュー曲「Discord」の作曲に参加するなど、歌唱と演奏、楽曲制作のすべてを通してQWERの音楽を作っています。

日本での活動経験と、韓国のバンドシーンで積み上げてきた現在のキャリア。その両方を持っていることが、シヨンならではの大きな強みです。

QWERの代表曲

Discord

「Discord」は、2023年10月18日にリリースされたデビュー作『Harmony from Discord』のタイトル曲です。

QWERの出発点を知るうえで、最初に聴いておきたい一曲といえます。

タイトルの「Discord」は、日本語で「不協和音」を意味します。異なる場所から集まった4人が、最初は不協和音のようにばらばらでありながら、やがて一つのハーモニーを生み出していく。そんなQWERの物語が、楽曲と作品名に込められています。

チョダンとシヨンが作曲に参加している点も特徴です。企画によって集められたメンバーが、用意された曲を演奏するだけではなく、自分たちの音楽を作る側にも踏み込んでいることを、デビュー時点から示しました。

T.B.H/고민중독

「T.B.H」は、2024年4月にリリースされた1stミニアルバム『MANITO』のタイトル曲です。

QWERの知名度を大きく高めた代表曲で、キャッチーなメロディと疾走感のあるバンドサウンド、恋に悩む気持ちを描いた歌詞が多くのリスナーに支持されました。

2024年には「MAMA Awards」のBest Band Performanceを受賞。2025年には『THE FIRST TAKE』にも出演し、一発撮りのパフォーマンスを披露しました。

音源は累計1億回を超える再生を記録し、ミュージックビデオも公開から約1年で2,600万回以上再生された代表曲として、日本のメディアでも紹介されています。

ポップで親しみやすい一方、しっかりとしたバンドの勢いも感じられるため、QWERを初めて聴く人にもおすすめしやすい一曲です。

SHOW DOWN

「SHOW DOWN」は、2026年7月8日にリリースされたQWERの日本デビュー・デジタルシングルです。

QWERにとって初の日本オリジナル楽曲であり、フジテレビ系アニメ『盗掘王』のオープニングテーマにも起用されました。

韓国で築いてきた疾走感のあるバンドサウンドを生かしながら、日本での新たな活動の始まりを力強く印象づける楽曲です。QWERが日本でどのような音楽を届けていくのか、その方向性を感じられる一曲でもあります。

また、2026年7月29日には、同じくアニメ『盗掘王』のエンディングテーマとなる「To Be Continued」の配信も予定されています。

韓国での成長物語を経て、日本という新しい舞台へ進み始めたQWER。その次の章の幕開けとなる楽曲です。

QWERの魅力

QWERの最大の魅力は、バンドとしての成長とメンバー自身の物語が、作品やライブにそのまま反映されていることです。

結成前の4人は、ストリーマー、クリエイター、コスプレイヤー、アイドルなど、それぞれ異なる分野で活動していました。音楽経験や得意分野も同じではありません。

そんな4人が楽器を手に取り、一つのバンドとして練習を重ね、作品を発表し、ライブや音楽フェスのステージに立つようになりました。演奏技術が向上するほどライブの説得力が増し、その経験が次の作品へとつながっていく。成長の過程をファンがリアルタイムで見守れる点は、QWERならではの魅力です。

楽曲には、青春、友情、恋愛、葛藤といった親しみやすいテーマが多く取り入れられています。明るくキャッチーなサウンドの中に、少し不器用な感情や成長への決意が込められていることも特徴です。

「アイドル」と「バンド」のどちらか一方に分類するのではなく、両方の魅力を持つ新しいガールズバンドとして楽しめるでしょう。

まとめ

QWERは、YouTube企画から誕生した韓国の4人組ガールズバンドです。

異なる分野で活動していたチョダン、マゼンタ、ヒナ、シヨンの4人が集まり、演奏と楽曲制作を重ねながら、韓国を代表するガールズバンドのひとつへと成長してきました。

デビュー曲「Discord」から、大ヒット曲「T.B.H」、そして日本デビュー曲「SHOW DOWN」へ。QWERの作品には、ばらばらだった4人が一つのハーモニーを作り、活動の舞台を広げていく物語が刻まれています。

2026年には日本オリジナル楽曲のリリースやアニメタイアップ、新たなツアーの開催も発表され、日本での活動が本格化しています。

完成された姿だけではなく、今も成長を続けている過程まで楽しめること。それこそが、QWERが多くのファンを引きつけている理由なのかもしれません。